年末つれづれ帳

今回は年末と言うこともあり、頭に浮かんだことをいろいろ書いてみようと思います。脈絡がなくてすみません。

🍃このところ気持ちが浮ついていたので夢を見ない日が多かった。そこで考えることにした。そしてある結論に達し実際に行動したら次の日には夢が戻ってきた。夢の内容は「まだこんなか」という内容だったが、見ないよりはいい。おそらく考えて自分で気持ちを決めないと意味のある夢は見られない。

🍃先ほど今年最後のクライエントの方が帰られた。「一年間ありがとうございました、来年もよろしくお願いします」とおっしゃった。あらためてお礼を言われると単純に嬉しい。

🍃この一年は開業元年だった。自分がどういう臨床をしてきたかといえば、結局は夢と箱庭を信頼して大切に扱ってきた臨床だったと思う。ふりかえると随所随所でその2つが判断の基盤となっていた。来年もそれでやっていこう。

🍃この一年で私が学んだことは多い。臨床の先生は臨床では自分が生きることだと繰り返し言うが、私にとって生きるとは何なのかまだはっきりとはわからない。

🍃先生が夏頃くれた家のミニチュアを作ってみた。この中にはどういう人が住んで、何をどうやってやっている人が考えてみた。何をするかよりも、どうやってするかのほうが大切に思えた。

家

🍃今のところ生きててよかったと感じるのは月に2回ほど、ファミマ檀渓通4丁目店屋外ベンチでコーヒーを飲んでいるときだ。先生に分析を受けた後は確かに景色が違う。もしかして生きててよかったと思えるのはその程度の頻度なのかもしれない。

🍃いい出会いは渡りに船という体でやってくると言った人がいるが、ピンチという形で来ることもあるように思える。そのためには正確なものの見方ができることと、ある程度の忍耐が必要だと感じた。

以上、年末につれづれ考えたことをアップいたしました。こうしてみると夢のシリーズみたいだ。ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年を。

この記事を書いた人

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加藤 理恵

臨床心理士・公認心理師
カウンセリングルーム はるき カウンセラー 

(株)デンソーを退職後 心理系の大学院を修了し、39歳で心理カウンセラー
42歳でカウンセリングルーム はるき 開室。
ユング心理学を背景に持つ、夢分析 箱庭療法を得意とし、主にうつ、不安、対人関係に関する悩みの相談にあたっている。

過去に、精神科クリニック 産業領域(トヨタ車体(株)) 愛知県教育委員会スクールカウンセラー(中学校) 等でのカウンセラーの経験がある。