キャンプを終えて2022

ドラゴンズが沖縄での春季キャンプを終えて、今名古屋に戻りつつある。昨日一昨日と福岡でソフトバンクと対戦し、結果は一勝一敗であった。期待の若手、新たなピッチャー陣で戦った2日間は見ごたえがあった。(といってもテレビ・ラジオ中継はなくツイッターで結果を追跡するしかなかった)。これからオープン戦が続くが、引き続き応援したい。

昨日の先発は2年目の髙橋宏斗選手でしたが、4回で2点を失点。それを報じたスポーツ新聞などの評価には、ポジティブと言えないものも含まれていた。しかし、おとついの先発の小笠原投手が5回で2失点だったのは、ナイスと言う感じで取り上げられていたように感じた。評価対象はピッチングの内容に対してもあるのだろうが、このように、世間の評価とはわからない。今日の新聞社の記事によると、髙橋投手が自分の投球について「クソでした」と言っていたそうな。それだけ自分に厳しいということなのだろうか。

話は髙橋投手のことからは逸れますが、自分のことをクソと思っている人の中には、自分の卑小さに対してそう感じる人もいることでしょう。人は自らの卑小さを自覚して初めて、本当の意味で立ち上がることができる、そのような場合もあると思われる。自分には何もできない、それがわかって初めて自分に何ができるのか見えてくる場合があるように思える。

さて、名古屋球場にはアーティストのサカナクションさんが、広告を掲げてくれた。早速選手やコーチの方々がSNS等で喜びの声を上げている。昨日一昨日にソフトバンク戦を戦った、若手選手、ピッチャー陣の方々の中にも今年のシーズンで、バンテリンドームと名古屋球場を行ったりきたりする選手の方々もいることでしょう。名古屋球場であの文字に見守られたらさぞかし励まされることでしょう。今年は名古屋球場に足を運ぼうかと思う。

この記事を書いた人

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加藤 理恵

臨床心理士・公認心理師
カウンセリングルーム はるき カウンセラー 

(株)デンソーを退職後 心理系の大学院を修了し、39歳で心理カウンセラー
42歳でカウンセリングルーム はるき 開室。
ユング心理学を背景に持つ、夢分析 箱庭療法を得意とし、主にうつ、不安、対人関係に関する悩みの相談にあたっている。

過去に、精神科クリニック 産業領域(トヨタ車体(株)) 愛知県教育委員会スクールカウンセラー(中学校) 等でのカウンセラーの経験がある。