先日、クロマニヨンズのライブに行ってきた。クロマニヨンズのボーカルとギターのメンバーは昔、ブルーハーツというバンドを組んでいて、その時代の曲が好きでよく聴いているのですが、そして、ブルーハーツの曲をライブで聴くことができたらなと思っているのですが、それはおそらく適いそうにない?ので、クロマニヨンズのライブに行くことにした。クロマニヨンズの曲は、メジャーな曲を2、3しか知らなかったので、ライブ前に発売されたアルバムを買って聴いておいた。車中でCDをかけて歌いながら曲になじんだ。こうしてライブ当日を迎えた。
会場は金山の日本特殊陶業市民会館で、それほど大きくないホール(といっても1000人ちょっとは入れる)であった。入ってみるとまず、その客層の多様さに驚いた。高校生くらいの男の子でひとりで来ている子もいれば、父と子の親子連れもいる。熟年夫婦もいれば、上品な熟女が1人で参加している。セーラー服の女子高生もいれば、妊婦もいる。70代の皮ジャン姿の紳士もいる。ライブ開始を待ちながら、いったい私はどの範疇に入るのかな・・どこにも入らなさそうだな、などと考えているとライブが始まった。
ライブの前半は、最新のアルバムに収められている曲が演奏された。ステージは大音量、ライトの演出も派手であった。音楽は新しかった。新しいアルバムの曲が終わると少し、昔のメジャーな曲が演奏された。あいまに「燃えよドラゴンズ」を歌ってくれて、一緒に歌った。ステージからは堅実な物が伝わって来た。
「燃えよドラゴンズ」以外にも、ライブでは一緒に歌いたくなる曲が多かった。最後の方「エイトビート」という曲が演奏され、一緒に歌ったが、そのときに次々と私と関係する人たちの顔が浮かんできて一緒に歌っているような気分になった。ライブとはそういうものなのだと思う。今年のツアーは終わってしまったが、来年もまた行きたい。